ドラマ第2話です。
今回も、原作と読み比べずに観ていたので間違い等々あったら、すいません…。

<追記(2014.07.30 00:58)>

第2話「ゲームの館殺人事件」の視聴率は、7.7%でした。
27時間テレビなど強力な裏番組があった事も一因でしょうが、盛り返して欲しいところ。
■山田涼介版「金田一少年の事件簿N」第2話は7・7% ― スポニチ Sponichi Annex 芸能 金田一少年の事件簿N(neo)
…という感じで、今後視聴率が判明した場合は別記事ではなく、当該の感想エントリーに追記することにしました。
</追記ここまで>
■ゲームの館殺人事件
今週も面白かったのですが─
まずは率直に「ゲームの館殺人事件」自体が、やはり『金田一』としては違和感を拭えないな、と改めて思いました。

第1ゲームの部屋とか雰囲気抜群で、テレビ映えする舞台だっただけに、これを犯人1人だけでセッティングしたの?という疑問が原作にも増して顕著に感じました。
催眠ガスで眠らされて、推理&解答編に入ってからようやく“らしさ”が戻ってきたと言うか。

ストーリーとしては、毒入りカップラーメンのゲームがカットされていました。

個人的に良いな、と思ったのは。
菊川梢が、霜村生馬を助けたり気遣う場面が度々あったのが、結末を知っていると「おっ」って感じでした。
特に知恵の輪ステージ、出口に急がせたい麦林美佳の意志に反して、生馬に駆け寄る梢の姿は、ちょっと皮肉にも見えました。
ここら辺のやり取りは、もうちょっと終盤でも活きてきて欲しかったかも。

で、菊川梢に対してそういったアレンジが加えられていたからこそ、遺産相続者である事を解決編前に明かしてしまうことで、にわかにミスリードさせていたのも面白かった。
ただ、いまひとつ殺す順番について言及されていなかったのは納得いかないポイントですね。
ある意味、そのためにこれだけ大掛かりなゲーム仕立てにした、という重要な部分なのに…。


■トリックとヒント
序盤。
真壁がものもらいで眼帯をしていて、3Dアトラクションを楽しめなかった、というのも伏線としては上手いな、と感嘆しました。
続いて佐木が、3Dテレビの解説までし始めたのは、これ見よがし過ぎる気もしましたが(^-^;;

これ、3Dテレビが順調にもっと普及していたとしたら、実際に放送でもトリックを実験できていたりしたんでしょうね。
何らかの形で、もうちょっと体感できるような見せ方は出来なかったのかな、と歯痒くも感じました。

細かい話ですが…、解決編で金田一が自作したであろう簡易版マスク。
3Dメガネが逆さまのマスクも、メガネの柄が付いたままだったのに、町田和哉はどうやって掛けたんでしょうか。


■アイキャッチ
前回指摘したから…だなんて事は思いませんが…
CM前の容疑者リスト(登場人物リスト)から肩書きの記載がなくなってるー!
名前の表示は残りましたが、それでも大分スッキリしたと思います。単に今回の登場人物が少ないからだけかもしれませんが…。


■小ネタ
原作の真津本潤…まあ、そりゃその名前のままは使えないだろうけど、それに相当する役が上島竜兵って…(苦笑)。
そして、菊川梢と結婚するというラストは同じだということにも「ええーっ」と思わずにはいれませんでした。いや、それも失礼な話ですが…。
霜村生馬のツイッター。3.8万人フォローしているのに、フォロワー8人というのが悲しすぎる。

「いざと言う時」は頼りになる、と条件付きで言っておきながら、普段のはじめちゃんを見て撤回する美雪(^-^;;

菊川早苗役のふせえり。キャスト発表された時は、「菊川早苗」とは銘打たれているけど、その実、“自殺していた本物の麦林美佳役”という意味なんだろうな、と捉えていたのですが、整形前の菊川早苗役だったんですね。


と言うことで今週はこんな所です。
「ゲームの館殺人事件」が個人的には思うところもあって、いまいちに感じた部分もありますが、一方で毎週観られる!という嬉しさを感じる1時間でもありました。

次回は、「鬼火島殺人事件」。おそらく前後編です。
NEWSの増田貴久が、椎名真木男役で出演ということで予告編でも結構映っていましたね。
後半はもちろんですが、前半も登場シーンが増えそうな感じかな。
金田一少年の事件簿 File(34) (講談社漫画文庫 さ 9-61)金田一少年の事件簿 File(34) (講談社漫画文庫 さ 9-61)
さとう ふみや 天樹 征丸

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