新シリーズ、事件が進展する第2話です。
そして今回はスピンオフ『明智警部の事件簿』の短編も掲載!ということで、その雑感もこの記事に掲載したいと思います。
週刊少年マガジン 2015年21・22号[2015年4月22日発売] [雑誌]

「吸血桜殺人事件」第2話

週刊少年マガジン 2015年2-3合併号

未解決の猟奇事件を調査する為、夜桜亭へとやって来た金田一は、
かつてこの地で起きた不可解な猟奇事件の経緯を聞き出した。
そん中、宿泊客の1人、斧田鏡一郎が襲われ…!?

北屋敷剛三から、猟奇事件の内容について語られました。
夜桜郷で起きた事件…じゃなくて、ズバリ夜桜亭の地で起きた事件だったんですね。

■医師・鬼方桜柳
夜桜亭がまだサナトリウムだった1960年代…
医師・鬼方桜柳(きかた おうりゅう)の勤務時期になると、患者が姿を消すという事態が続いていた。
ある日、1人の看護師がサナトリウムの裏庭で患者の死体を埋めている鬼方桜柳を目撃─
以来、鬼方桜柳は忽然と姿を消し、事件は未解決のまま現在へと至っている。
そして、その庭の桜の樹は、死体の血を吸ったかの如く紅い花を咲かせるようになった。

と言うのが、金田一らが訪れた理由でもある未解決猟奇事件の全容です。
未解決とは言っても、犯人の目星は付いているが行方が知れない…ということなんですね。
もちろん鬼方桜柳が犯人とは限らないし、鬼方桜柳だとしても彼が今どんな姿かも分からないけれども。

ちなみに「ちすい桜」に別の意味がありそう…というのは予想通り(^-^;;
気になるのは事件以降に「血吸い桜」の意味合いも持つようになった、という割には鬼方が残した診察日誌手紙の時点で「ちすい桜」というひらがな表記である点。
まあ、この表記自体に深い意味はないと思いますが。


■最初の犠牲者は、斧田鏡一郎
ある意味、最初の犠牲者になるのは皆さんの予想通りだったんじゃないでしょうか(苦笑)。
桜とは不似合いなバカ騒ぎののち、1人、ワインを楽しんでいた斧田。その部屋を訪ねた何者かに突如として刺されました。

斧田を含む、絵東ちなつ、冬部蒼介の3人が毎年 夜桜亭に来るようになって5年。
その時が「成功の原点」だと振り返る絵東に対して、「色々あったけどな!」と腐す斧田。
やはり、彼らには動機となるような出来事がありそうです。
前回1ページ目に描かれていたのが「学生時代」、片や冬部が語ったここに来るようになって「5年」という差が気になりますが─。

桜の花びらが死体へと舞い込む描写が印象的なラストカット。
どういう事件として、皆の前に姿を表すのか。次回の展開が待ち遠しいところです。


■次回
今週は合併号で、次号は5月1日(金)発売。
ゴールデンウィークによる変則的な発売スケジュールになっていますのでご注意ください。
今週号ほとんどの作品の末尾に、次号が「5月1日(金)発売」である事が書き添えられてました(^-^;;

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週刊少年マガジン 2015年21・22号[2015年4月22日発売] [雑誌]

『明智警部の事件簿』 番外編:バッカスの偽り

週刊少年マガジン 2015年2-3合併号

交通事故に遭遇した明智警部と部下の小林刑事。
一見して素直に反省し聴取を受けている運転手に対して、明智警部が見抜いた真実とは─。

マガジンSPECIALで連載中のスピンオフ『明智警部の事件簿』の出張読切番外編の第2弾。
前回の出張読切と同じく、12ページの掌編。

やはり掌編だからこそ、事件が深刻になることなく解決されて読後感は良いですね。
彼女に運転手だと名乗らせた酒気帯び運転の人物が追及されることなく終わっちゃったのが腑に落ちない所ではありますが…。

さとうふみや先生、佐藤友生先生合作の超短編カラーページの方は、……ノーコメントで(笑)。

と言うことで、『明智警部の事件簿』第2巻 発売中です。
けど、これら出張短編って今後もコミックスに載ることは無いんですかね。前回の出張短編が第2巻に載っていなかったもので。