TVアニメ『金田一少年の事件簿R(リターンズ)』。
第2シリーズが、いよいよ始まりました!
なんと言っても「金田一少年の決死行」のアニメ化というのが嬉しいですよね。

原作の第1期ラストファイル。
その3ヶ月前にTVアニメの放送が終了しており、アニメ化の機会に恵まれなかった作品であり、長らく待ち望まれていた作品。
一方で…。事件の立ち位置を考えると、もう無理だろうな…とも思っていました。

それが原作から15年近い歳月を経て、アニメ『R』第2シリーズの幕開けを飾る事件として─。
粋なことをしてくれます。

昨年の復活を観ているので、今回はブランクを心配することもなく、安心してアニメ『決死行』を堪能できました。
第2シリーズ幕開けを飾るプロローグが、金田一ではなく高遠だという辺り、
第2シリーズは「vs高遠」の物語なのだという事が色濃く出ていたような気がします。
ファイル4に収める関係上、どうしても細かくシーンの短縮や変更も見受けられましたが…
やはり「金田一が明智警視を刺す」というショッキングさは、連載を読んでいた当時を思い出します。
金田一の逃亡劇が本格化する、次回以降の展開も楽しみです。

李白龍(リー・パイロン)刑事の登用は、李波児(リー・ポール)刑事には申し訳ないけど違和感ありませんでした(^-^;;
そのほか原作との変更点としては、同行者がいつき陽介ではなく剣持警部だったり、
それに伴って、江健一(ジャン・ジェンイー)がいつきの知り合いの記者ではなく、ホテルのフロント支配人になってましたね。


時間はさかのぼってオープニングテーマの話。
タイトルの『四銃士』というのはもちろん、NEWSの4人を意識した命名だとは思うのですが…
それを受けて金田一・美雪・剣持・明智の4人をチームと捉えて描いていくのは、意外と新鮮に感じました。
あと、決死行の映像が多く使われていたのも印象的で。
これは事件ごとにオープニングの映像が、その事件に即したものに変わっていくのかな。