混迷極める事件だけに多数のコメントを頂き、ありがとうございます。
自分も考えがまとまっておらず、返信が滞ってしまって すみません。
鋭い指摘が多くて、いつにも増して受け売りばかりになっちゃってます…笑。
■登場人物
■紅小路=朱鷺田事件
まずは前回ラストで衝撃的だった3つ目の事件…
先週、「犯人が死体のふりをして座り」なんて考えていたのは自分だけだったみたいで…
覗き窓の視野を利用して、手前に首なし人形、奧に生首を配置して1体の死体に見せていたのではないか、という推理コメントを何件も頂きました。
そして今回、「首なしの身代わり人形」が発見されるという、このトリックを証明するかのような展開でした。
皆さんお見事です!…と言うか、自分の予想だけが素っ頓狂すぎましたね…恥。
くわえて、この首なし人形が見つかるよう促すような行動を取っていたのが…
同じく以前から怪しいと指摘されていた星坂花梨だったというあたり、疑いが濃厚になってきました。
■ペルソナドールの正体
朱鷺田忍について、今回だけ紅小路巴の中に入れられたとかではなくて…
やはりペルソナドール・紅小路巴の正体が、朱鷺田忍だったということみたいです。
気になるのは、何故ペルソナドールとして火吐潟島へとやって来たのか。
そもそもの「火吐潟島に行け」という手紙を受け取ったのは、朱鷺田忍としてです。
先約であろう金田一らを誤魔化してまで、ペルソナドールとしてやって来た理由が解せない。
もう1つ言うと、作者視点でこんなトリッキーな構造にした理由も、まだ分からないんですよね。
ここは今後、犯人や動機を確定する段階で重要になってくると思いますが。
■気になる田中豪の発言
気になる発言があったと、今一度 人形にまつわる呪いを田中豪から聞き出す金田一。
曰く、田中豪の母を殺害した男が金品とともに娘のために1体の人形も盗んでいった。
しばらくして、男は獄中死、人形を気に入っていた娘も母とともに心中した…というのが田中豪の言う“人形の呪い”だと。
そして他ならぬ剣持警部が長年供養していた人形こそ、この娘が大事にしていた人形でした。
意外なところで繋がってきましたね。
最初は剣持警部の話が、林堂まことや妹に繋がるかな、なんて思ったものだけど、全然違いましたね…笑。
そして、この話がなにか動機に関係してくるのかな。それとも文字通り、本当に「偶然」の物語?
動機に必要な要件として、朱鷺田と真犯人…2人分の介在を見出さなきゃいけないんですよね。動機がほかの話にまぎれこんでいるパターンだと見つけるのが難航しそうです。
■燃やされた納屋、これはやはり…?
「1人の死体を、各パーツ毎に登場させ3人が死んだように見せかける」
初期段階から予想されていたトリックで、これを成功させる為には警察が到着する前に遺体安置所を燃やすかも…と、もしかしたら思っていたのですが。
本当に来ましたね、納屋の全焼(^-^;;
火元は小さな社ですが、まあ恐らくは隣の納屋に燃え移ることを見越しての犯行でしょう。
「秘宝島殺人事件」でも主目的の隣のコテージから燃やしたことがありましたし。
と言うことは、この事件はやはり「1人の死体で3人分の死体」で合っているのかな。
言い換えれば、朱鷺田忍1人を殺害するための事件だった、と。うーん、そう考えちゃうと、なんかしっくり来ないような。
ほか2人の中に入っていた人はなんだったの?エキストラ的に雇ったの?って問題も付きまとうし。
「ジッチャンの名にかけて」も飛び出し、次回から本格的に推理が加速していくと思うので、それを待ちたいと思います。
その前に、鋭い推理コメントにも期待です…笑。
自分も考えがまとまっておらず、返信が滞ってしまって すみません。
鋭い指摘が多くて、いつにも増して受け売りばかりになっちゃってます…笑。
「人形島殺人事件」第7話
週刊少年マガジン 2015年51号
紅小路巴の素顔が朱鷺田忍だった事実に驚きを隠せない金田一。
遺体を安置していた納屋も燃やされ、事件は正念場を迎える。
ジッチャンの名にかけて─、リミットは明朝!
名前 | 説明 |
---|---|
朱鷺田 忍 | 不動高校 社会科教師 祖母の遺品の人形から出てきた暗号の解読を金田一に頼む 火吐潟島には遅れるようで、まだ到着していない “紅小路巴”として、その生首が発見される |
林堂 まこと | 火吐潟島に住む、金田一・美雪の幼稚園の幼馴染み 男、人形荘の若旦那、12年前の事件を金田一に話す |
林堂 みずほ | まことの母、人形荘の女将 |
蟻塚 至 | 人形荘の番頭、12年前の事件について口止めされる |
紅小路 巴 | 覆面作家「ペルソナドール」の1人、日本人形の仮面 殺害され、頭部だけが発見される。その素顔は朱鷺田だった。 |
鈴丘 魔矢子 | 覆面作家「ペルソナドール」の1人、フランス人形の仮面 殺害され、下半身部分だけが発見される |
漢田 切裏子 | 覆面作家「ペルソナドール」の1人、道化人形の仮面 殺害され、胴体部分だけが発見される |
星坂 花梨 | 「月刊クイーン」記者、いつきとともにペルソナドールを取材 |
雨野 影近 | 人形供養祭 参加者、亡き恋人のフランス人形を供養 |
詩村 瞳 | 人形供養祭 参加者、祖父が遺したくまのぬいぐるみを供養 |
赤神 双一郎 | 人形供養祭 参加者、一刀彫りの人形を供養 |
田中 豪 | 人形供養祭 参加者、殺された母の日本人形を供養 母を殺した男が、剣持がかつて逮捕した男だった |
■紅小路=朱鷺田事件
まずは前回ラストで衝撃的だった3つ目の事件…
先週、「犯人が死体のふりをして座り」なんて考えていたのは自分だけだったみたいで…
覗き窓の視野を利用して、手前に首なし人形、奧に生首を配置して1体の死体に見せていたのではないか、という推理コメントを何件も頂きました。
そして今回、「首なしの身代わり人形」が発見されるという、このトリックを証明するかのような展開でした。
皆さんお見事です!…と言うか、自分の予想だけが素っ頓狂すぎましたね…恥。
くわえて、この首なし人形が見つかるよう促すような行動を取っていたのが…
同じく以前から怪しいと指摘されていた星坂花梨だったというあたり、疑いが濃厚になってきました。
■ペルソナドールの正体
朱鷺田忍について、今回だけ紅小路巴の中に入れられたとかではなくて…
やはりペルソナドール・紅小路巴の正体が、朱鷺田忍だったということみたいです。
気になるのは、何故ペルソナドールとして火吐潟島へとやって来たのか。
そもそもの「火吐潟島に行け」という手紙を受け取ったのは、朱鷺田忍としてです。
先約であろう金田一らを誤魔化してまで、ペルソナドールとしてやって来た理由が解せない。
もう1つ言うと、作者視点でこんなトリッキーな構造にした理由も、まだ分からないんですよね。
ここは今後、犯人や動機を確定する段階で重要になってくると思いますが。
■気になる田中豪の発言
気になる発言があったと、今一度 人形にまつわる呪いを田中豪から聞き出す金田一。
曰く、田中豪の母を殺害した男が金品とともに娘のために1体の人形も盗んでいった。
しばらくして、男は獄中死、人形を気に入っていた娘も母とともに心中した…というのが田中豪の言う“人形の呪い”だと。
そして他ならぬ剣持警部が長年供養していた人形こそ、この娘が大事にしていた人形でした。
意外なところで繋がってきましたね。
最初は剣持警部の話が、林堂まことや妹に繋がるかな、なんて思ったものだけど、全然違いましたね…笑。
そして、この話がなにか動機に関係してくるのかな。それとも文字通り、本当に「偶然」の物語?
動機に必要な要件として、朱鷺田と真犯人…2人分の介在を見出さなきゃいけないんですよね。動機がほかの話にまぎれこんでいるパターンだと見つけるのが難航しそうです。
■燃やされた納屋、これはやはり…?
「1人の死体を、各パーツ毎に登場させ3人が死んだように見せかける」
初期段階から予想されていたトリックで、これを成功させる為には警察が到着する前に遺体安置所を燃やすかも…と、もしかしたら思っていたのですが。
本当に来ましたね、納屋の全焼(^-^;;
火元は小さな社ですが、まあ恐らくは隣の納屋に燃え移ることを見越しての犯行でしょう。
「秘宝島殺人事件」でも主目的の隣のコテージから燃やしたことがありましたし。
と言うことは、この事件はやはり「1人の死体で3人分の死体」で合っているのかな。
言い換えれば、朱鷺田忍1人を殺害するための事件だった、と。うーん、そう考えちゃうと、なんかしっくり来ないような。
ほか2人の中に入っていた人はなんだったの?エキストラ的に雇ったの?って問題も付きまとうし。
「ジッチャンの名にかけて」も飛び出し、次回から本格的に推理が加速していくと思うので、それを待ちたいと思います。
その前に、鋭い推理コメントにも期待です…笑。