ファイル5構成の折り返しです。
禅田みるく事件に仕掛けられたアリバイトリック、
疑われ監禁された高遠と、これまでにない協力態勢での「ジッチャンの名にかけて」…
この事件の見所が詰まった回でした。

ローゼンクロイツからの指令状によって呼び出された面々…
開かずの部屋からの悲鳴に端を発する禅田みるく殺害の描写は、刻一刻と緊迫感があって良かった。
原作読んでいても、ちょっと入り組んだ展開の事件でしたが
要所要所に見取り図のスクロールが挿入されて、分かりやすさも両立できていた…と感じるのは、原作読者だから…かな。

この丁寧な描写は、やはりファイル5構成という尺ならでは…って感じです。
そういう点でも、無理にファイル4にならなくて良かった。


「高遠の父」役は、木村雅史さんでしたね。
ドラマで同じ役を演じておられたのが、声優の石塚運昇さんだったので、もしかしたら金田一初のドラマ&アニメで同じ役を演じる方が…なんて期待するコメントがあったのですが、叶いませんでしたね(^-^;;


次回は、いよいよ事件解決へと乗り出すファイル4です。
昨年シリーズの慣例で言うと、もしかしたら先んじて解決編に突入するかもしれませんね。
いきなり犯人表明はないけど、たとえば祭沢一心の密室トリックを先に解説する、とか。


─完全に余談ですが。
先週火曜日の日テレ音楽特番『ベストアーティスト2015』。
NEWSとE-girlsが並んで登場していて、これはもしや「金田一メドレー」か、なんて気が逸ったのですが両者とも違う曲でした。
そもそもエンディングは、E-girlsじゃなくてFlowerだった…。ややこしい。