長丁場、ファイル5構成もいよいよラストです。
前回、ローゼンクロイツの正体が月読ジゼルであることまでが明かされました。
今回は、残る密室トリックそしてアリバイトリックの解説です。

気になったのは、トリックや失言を暴かれ観念した月読ジゼルのセリフ。
原作の「さすが地獄の傀儡師 高遠遙一」から
「さすが名探偵」に変更されていますね。

直前に禅田みるくの着物の右腕部分を隠し持っていることを暴いて見せたり、
最後のきっかけは高遠のお手柄だったので前者のセリフの方が自然なのですが…
こういう場面でも犯罪者賞賛っぽく取られるから変更された…ってのは考え過ぎかな(^-^;;


動機の場面は、ちょっと急ぎ足だったかなー、というのが正直な感想です。
まあホテル火災や皇翔の件、高遠遙一の邂逅など描くべき事柄が多いので仕方ないのかもしれませんが。
とくに高遠遙一とのくだりはもっとじっくりやって欲しかったな。

そう言えば、そんな兄妹を結びつける薔薇の品種が
「蜉蝣」から「ムゲン」(無限?夢幻?)に変わっていましたね。
検索してみたけど、多分どちらも実在しない品種です。
「薔薇 蜉蝣」で調べると、この事件の連載当時の掲示板や推理ブログが出るくらいですし(^-^;;
<追記(2015.12.15 23:44)>
コメント欄にて、はるきさんより情報頂きました。
「蜉蝣」は実在しませんが、同じ読みの「陽炎」という品種が存在するようです。
混同を避けるために、アニメではまったく独自の品種名を用意した、という事みたいですね。
</追記ここまで>


エピローグ。
例によって高遠はまた脱獄してしまいましたが(決死行から2連チャン…汗)、
ルーツ探しが始まることは描かれませんでした。
アニメで、そんな先々まで放送できるか確約できないので風呂敷を広げなかった形でしょうか。
このタイミングで「薔薇十字館」やるって事は、このシリーズ中にもう1度ぐらいは高遠事件やると思いますが。


さて次回は「午前4時40分の銃声」!
原作第1期の作品で「決死行」同様、懐かしいセレクトです。
その次…12月26日(土)の放送が1時間スペシャルなので(この情報は別途、単独記事を挙げます)、
その狭間で、1話完結で収まる短編事件と言えば、コレくらいしか無かったのでしょうね。