今回のシリーズ、いよいよ最後の事件です。
昨年10月から始まった『金田一R』第2シリーズ最後の事件です。
そこに「狐火流し殺人事件」を選んだセンスみたいなのは、個人的に嬉しいです。

6年前、カブスカウト時代のエピソードや面影をはさみつつ、
田舎の情緒感もあって、原作での良い雰囲気も醸し出されていた初回だったと思います。
願わくばアニメならではのエピローグなんかも足さず、
原作のまま、あえてしんみりと今回の『金田一R』第2シリーズを終えて欲しい、なんて個人的には思うのですが、さてどうなるでしょう。

原作からの大きなアレンジとして、美雪も白狐村に同行しています。
どういう扱いになるのか気掛かりなところでしたが、6年前のカブスカウト自体には美雪も所属。
ただ、あの日のキャンプには風邪を引いて参加していなかった、と。
なのでカブスカウトの仲間は美雪のことを知っているし、なんだったら美雪の来訪に驚くばかりで金田一の存在が無視される一幕も…(^-^;;
これだと今後の動機面への直接的な関与はなく、良い落とし所になると思います。

序盤、金田一の部屋で“遭難10人組”の写真を見ながらのやり取り…
「私がいたら遭難なんかしなかったと思うな」という美雪のセリフが、もちろん軽い冗談なんだけど、この遭難を端緒に引き起こされる事件を思うとミョーに切ないものがありますね。


かなり余談なんだけど…苦笑。
『金田一R』の後番組『逆転裁判』。原作ゲーム好きなので、これまた楽しみだったり。この時間帯の視聴習慣が続きそうです。